医学部 合格体験記
ENTRANCE EXAM EXPERIENCES OF THE MEDICAL FACULTY
自身を見つめ、志望校を見つめ、結果に直結する学習法の確立を。
北里大学・一般
金木 慎平
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1
合格までの
道のり各科目の感覚を取り戻すことから始まった、決心の再受験。
3年の浪人を経て北海道大学に入学しましたが、医学部への夢を諦めきれず、再度医学部受験を決意。メディカルラボに、2年間通いました。一度大学に通っていたこともあり、まずは復習と確認を繰り返し、各科目の感覚を取り戻すところから始め、1年目の後期からは本格的に過去問や実践問題に取り組みました。苦手だった「数学」は、チャートを用いた基礎事項の確認を重点的に進め、2年目の10月ぐらいから過去問演習へと進行。1年目は予習復習で精一杯でしたが、2年目は自分の学習スタイルを確立できたので、余裕を持って授業に臨めていたと思います。
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2
入校して
よかったこと個別だからこその“距離”が良好な学習サイクルを生みました。
過去に通っていた大手予備校では、自分の疑問を最後まで解決することができなかったため、個別指導のあるメディカルラボに入校しました。個別指導だからこそ、疑問はその場で即解決。それが一番の強みだと思います。また、生徒と講師、教務スタッフとの距離が近く、勉強以外のことも相談しやすい環境でした。受験勉強にストレスを感じたら雑談をして和み、リラックスできたら学習へと戻って、集中するというサイクルができていたことも良い点だったと思います。教務スタッフや講師は大学の事情に詳しく、とても多くの情報を持っているので、受験校選びの際にとても役立ちました。
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3
おすすめの
勉強方法復習を中心とした勉強法に合わせた、振り返りの準備。
私は、復習中心の学習をしていました。特に苦手だった「数学」は、授業で扱った問題の復習と、配られた過去問演習などを繰り返して“毎日”触れるようにしていました。プリントを用いることが多かったので、すぐに見返すことができるよう自分なりに資料を整理していくことが重要だと思います。また、分からなかったところだけをまとめておくノートを用意すると、さらに復習が捗ります。スタートダッシュを切ろうと4月から全力を出す人も多いかと思いますが、その全力は相当な心構えがないと続きません。早い段階で自分に合った学習スタイルと、学習と休憩の配分を見つけることが必要だと思います。
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4
志望校選びで
重視したこと科目の配点やセンター比率を確認し、結果の出せる大学選びを。
周りの受験生に比べ年齢が高かったので、その点を踏まえた受験校選定が必要でした。当初より志望していた国公立大学は、各科目の配点とセンター試験の比率をしっかりと確認し、自分の得意科目で苦手科目の埋め合わせができるような大学を選びました。私立大学の受験校選びには苦労しました。教務スタッフから各大学の細かな事情などを聞きながら、比較的年齢の高い学生が多い大学を検討しましたが、最終的には筆記試験で周りの受験生よりも点数を取るために、自分のレベルと素直に向き合い決定しました。