医学部 合格体験記
ENTRANCE EXAM EXPERIENCES OF THE MEDICAL FACULTY
大事なのは、学習時間ではなく学習効果。集中力の最大化こそ、効果の最大化に。
昭和大学・一般
横山 侑以子
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合格までの
道のり苦手は克服、得意は伸ばして。必須の過去問が最後の決め手に。
一度、理系の他学科に進学しましたが、大学を辞め、1年半程度メディカルラボに在籍。「数学」は数Ⅲまで履修していたものの忘れている部分が多く、黄色チャートなどの基本的な問題集を演習し、3ヵ月程度で全範囲を取り戻しました。特に苦手だった数Ⅲは、典型的な問題の解法を定着させるように問題演習とチェックテストを繰り返し、「英語」や「生物」「化学」は得意科目だったので、発展的な問題集を使い、暗記強化に努めました。さらに、特殊な出題の多い昭和大学は、過去問演習が必須。入試直前でしたが、講師とともに演習・解説を行うことで、本番での得点につながりました。
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合格までの
道のり医学部入試を熟知した講師と担任に、心強さを感じました。
講師が医学部の入試問題に精通していて、実際の入試で出やすい問題傾向や、その対策として有効な学習法を詳しく教えてもらえたので、とても学習しやすかったです。また、メディカルラボが長年蓄積したデータベースから、担任も各大学の特性について熟知しており、受験校を決める際の情報提供が手厚かったのが良かったです。校舎で行うチェックテストも非常に役立ちました。ベーシック、スタンダード、ハイレベルと3段階が用意されており、すべてをクリアすればその分野はほぼ完璧に。問題が医学部入試でよく出題される問題で構成されているので、問題集を解く以上の学習効果が期待できます。
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おすすめの
勉強方法思い切った切り替えで、集中力を継続させ効率アップ。
一つの科目ばかりを何時間も連続してやらないことです。「数学をこのページまで終わらせる」と決めたら終わり次第、他の科目に切り替えることで集中力が持続しやすくなります。メディカルラボの授業は休憩時間を挟んで150分連続で同じ科目ですが、私は休み時間に他の科目の教科書を読んだり、デイリーテストを行ったり、頭をリフレッシュさせて学習効率を上げていたように思います。「数学」は典型的な問題で基本的な解法の定着を、「英語」は単語帳を毎日見て繰り返し覚えるように、その際に発音とアクセントも必ず一緒に覚えるなど、それぞれの科目に合った学習法を見つけてください。
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4
志望校選びで
重視したこと合格することを最大目標に、自身を真摯に見つめた志望校選びを。
昭和大学は、1期の頃には受験を考えていませんでしたが、2期の試験出願が始まった頃に急きょ受験することを決めました。志望校選びの際には、過去の入学者の浪人、再受験生の割合、そして学費の安さを重視。私立大学は、「数学」が苦手科目なので難しすぎない大学を、医学部合格を第一目標とした難度の高すぎない大学を基準に、また、国公立大学は自宅からの通いやすさと入試問題との相性に重きを置きました。