イベントレポート
EVENT REPORTS
金沢医科大学 入試分析会
公開講座2019年7月
お昼を挟んで英語と数学の過去数年の入試問題の分析と対策法を、そして具体的に2019年度一般入試をとりあげ解説し、合格点を取るためのノウハウを伝授。その後、大学の入試担当者から2020年度入試の変更点など詳しい説明がありました。
当日は、予想を上回る参加希望者があり、午前に校外生、午後に校内生と時間を分けて行いました。特に英語と数学の入試分析会では、メディカルラボ講師作成による資料をお配りしました。出題傾向とその対策、2019年度入試の講評などが詳しく記載された教材を参加者の皆さんんが熱心にメモをとりながら聴き入っていました。また、金沢医科大学の入試担当者からの大学説明では、指定校・指定地域推薦がいちばん倍率が低いのでぜひ受験してくださいとのことでした。
実施内容
・開会のあいさつ
・英語分析講座
・お昼休憩(おにぎりなど軽食を提供)
・数学分析講座
・大学の説明会
・個別説明会(希望者)
英語分析講座
金沢医科大は年度によって難解な問題もあるが、全体的には標準的な出題レベル。ただし、試験時間が60分であることを考慮に入れると、出題量は比較的多め。各分野からバランスよく出題されるので、日々の学習の中で苦手分野をつくらないように勉強することが大切になる、とのことでした。過去3年間の出題内容や傾向をていねいに分析し、その対策と総括を話されました。
<国定先生の紹介>
メディカルラボで教鞭をとる医学部入試を知りつくした英語カリスマ講師。ていねいで論理的な授業には定評がある。
数学分析講座
2019年度数学は、例年以上に時間的に厳しかったです。難易度は標準的でいわゆる良問が多いですが、形式によらず試験時間に対して分量はかなり多いです。微分、積分、図形と式などほぼ全ての分野からの出題でしたが、近年は図形問題の割合が多いです。全問マークシート式の空所補充問題ですが、短時間で解答できるようにふだんから練習が必要でしょう。過去問演習で苦手分野が発見できたら、センター試験用問題集などを利用して苦手分野を集中的に練習しておきましょう。
<加藤先生の紹介>
メディカルラボ数学科講師。今まで多くの合格者を輩出してきた医学部受験の数学カリスマ講師。
参加者の声を紹介します!
英語、数学ともに具体的に入試問題を取り上げて丁寧な説明がよく理解できた。
特に金沢医科大スタッフからのAOや編入試験の面接対策の話がためになり良かった。
受験までの具体的な対策方法や方針がつかめたので良かった。
一般入試であれ推薦入試であれ、医師になる自覚をしっかりと持つことが大前提であることがよく分かりました。
受験生を持つ親にも有益な講演会であると思いました。試験に向けしっかりと準備させたいと思います。