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メディカルラボには医学部受験のプロがいます!

医学部受験の化学に必要なのは「スピード」「正確性」「知識の深さ」

●VOL.9メディカルラボ東京お茶の水校  化学講師 山根成樹



過去問から見えてくるのは
医学部が求める人材像

 
先ほどお話しした「スピード」「正確性」「知識の深さ」というのは、実は医学部受験だけでなく、大学側が求める医師像にも当てはまります。つまり、医学部受験でこの3つの身につけ方、考え方を熟知しておけば、医師になった後もその力は自分を支える大きな実力となるということ。これは人生の上でも役に立つ力です。
 
入試問題から読み取れる、医学部が受験生に求める人材像とは何か? 僕は「膨大な知識が覚えられる」「それを早く正確に使いこなせる」という2点を読み取りました。膨大な知識を覚えるということは、頭がいいというだけでなく、むしろ地道な努力が出来る、小さなことを疎かにしないということ。またそれを早く正確に使いこなせるかどうかは、これも地道な練習の繰り返しです。そうしたことがきちんと出来ているかどうか、これも医学部受験で試されているのだと思ってください。
 
地頭が良いかどうかより、実はこうした地道さや緻密さが医学部受験にはとても大事で、しかも多くの生徒が出来ていないのです。例えば、問題をきちんと読まない。ネット世代ということもあると思いますが、長い文章を一字一句落とさずに読むことが出来ず、流し読みをして答えてしまう。当然のことながら、こんな危険なことはありません。
 
医学部受験の入試問題に書いてあることは、すべて使わなければいけないのです。そんなの誰だってわかっているはずなのに、実際には必要なところだけ摘んで読もうとする。そして間違える。何がいけなかったのか、自分でわからないのです。
 
知識を増やすだけではなく、こうした弱点を指摘し、出来てないことを「自分は出来ていなかった」と認識させるのも、講師の役割のひとつだと、僕は考えています。集団授業では、そこまで生徒ひとりひとりに目が行き届きませんが、メディカルラボの生徒参加型マンツーマン授業なら、そうした勉強のことでありしかもメンタルの問題であることにも、きちんと向き合っていける。これは独学や集団授業では、なかなか出来ないことだと思います。
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