メディカルラボには医学部受験のプロがいます!
医学部受験の化学に必要なのは「スピード」「正確性」「知識の深さ」
●VOL.9メディカルラボ東京お茶の水校 化学講師 山根成樹
笑いながら覚えることで
無機質な知識も覚えやすくなる
もちろん教える方にも、生徒が自主的に学ぶ姿勢を作る努力が必要です。メディカルラボはマンツーマン授業なので、生徒ひとりひとりに合わせて、やり方を変えられるのがとても良いと思います。生徒ひとりひとりの個性や進度に合わせて、どう医学部受験本番当日に間に合わせるか、カリキュラムややり方を変えられるからです。
特に化学にたいして苦手意識を持っている生徒に、どう興味を持たせるかは、講師の側の工夫が非常に大切です。苦手意識のある生徒でも、「けっこう面白い」と感じてくれれば波に乗って来ますし、その積み重ねで実力がついてくれば、より積極的になれます。そうなれば、苦しい中にも学ぶ楽しさを感じながら、医学部受験の勉強が出来る。モチベーションが違ってきます。
僕の場合は化学反応を人間関係に例えて説明するなど、化学は無機質なものではなく、そこにはストーリーがあるということを、よく生徒に話します。ストーリー仕立てで説明すると、わかりやすいし覚えやすい。幸い、僕は若いころ声優を目指して芝居の勉強をしていたことがあるので、「分子と分子の間には、男女のもつれみたいな出会いと別れがあるんだよ」と、小芝居をはさみながら説明したりもします。笑いながら化学のことを学べるので、「昔は化学ってわけわからなかったけど、けっこう面白いね」と、化学にたいする姿勢が変わる。これは伸び始めるきっかけになります。
医学部受験の指導は勉強だけでなく、モチベーションの上げ方や、学ぶ姿勢、楽しさ、そこまで含めて授業です。医学部受験はとてもしんどい。それを一緒に乗りきっていくためには、教える技術で「この人に付いていけば大丈夫」と思ってもらえることがまず重要ですが、質問しやすい、何でも話しやすい雰囲気を作ること、生徒との信頼関係も大切です。
つらい医学部受験の勉強は入試のためではなく、医者になるために必要なことであり、入試は未来につながる過程のひとつにすぎません。そのためにこれをどう乗り越えるか、医学部予備校メディカルラボだから出来るサポートがあると思います。 一覧へ戻る