メディカルラボ通信
2022年2月号『私立医学部 一般選抜(後期)に向けてのポイント』
2022.2.25 Updated
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2月も後半に入り,医学部入試も大詰めとなりました。私立医学部では,多くの大学で一般選抜(前期)が終わり,あとは共通テスト利用入試や一般選抜(後期)を残すのみとなりました。
今回のメディカルラボ通信では,これから私立医学部の後期試験に臨む皆さんのために,押さえておきたいポイントをお伝えします。
今回のメディカルラボ通信では,これから私立医学部の後期試験に臨む皆さんのために,押さえておきたいポイントをお伝えします。
CONTENTS
① 学科試験
私立医学部の一般選抜で後期試験を実施するのは次の11大学です。学科試験は,大学によって出題教科や出題範囲に特徴がみられます。
昭和大は数学と国語で教科間選択となっているため,英語・理科2科目・国語といった受験が可能です。また,金沢医科大は前期は英語・数学(ⅠⅡⅢAB)・理科2科目ですが,後期は英語と数学(ⅠⅡABのみ)で受験可能です。
日本大は2022年度入試から,医学部医学科も選抜方法がN方式(全学統一のマークシート式)に統一されましたが,2次試験で英語と数学(記述式)の試験が課されます。従来のA方式の過去問を使った演習が効果的でしょう。
金沢医科大を除いて,いずれの大学も前期と後期で出題科目や範囲が共通となっています。また,問題の難度も前期と後期でほぼ同程度であることも少なくありません。したがって,後期試験対策として前期試験の過去問にも取り組んでおくことが有効と言えます。